今年で5回目となる「銭湯入門塾」の外国人向けツアーが、2月15日(日)に開催されました。本イベントは、外国人に日本の銭湯文化に親しんでもらうことを目的に、東京都浴場組合が企画したもので、2024年6月以来の開催となりました。
今回の会場は、前回に引き続き、デザイナーズ銭湯としてたびたびメディアに取り上げられている、新大久保の万年湯。洗練された空間と伝統的な銭湯文化が融合した人気の銭湯です。
銭湯の魅力について脱衣場で解説
当日は、オーストラリア、ハンガリー、カナダ、マレーシア、フランス、イタリア、アメリカ、エストニア、ベトナム、スウェーデンなど、さまざまな国籍の14名が参加。講師を務めたのは、アメリカ出身の英語教師であり「銭湯大使」としても活動するアルフレッドさんです。
講師は銭湯大使のアルフレッドさん
アルフレッドさんは、脱衣場に設置されたスクリーンにスライドを投影しながら、「なぜ日本には銭湯があるのか」「銭湯の楽しみ方」「ペンキ絵の魅力」「なぜ富士山が描かれるのか」「デザイナーズ銭湯とは何か」「家庭に風呂があっても銭湯に通う理由」などについて解説。参加者は、日本ならではの銭湯文化について興味深そうに耳を傾けていました。
脱衣場での講義の後は、鶴のタイル絵が目を引くおしゃれな浴室へ移動。浴槽の種類や入浴方法について説明が行われました。桶やいすを自分で設置すること、体を拭いてから脱衣場に戻ることなど、日本の銭湯ならではの入浴マナーについても丁寧に紹介されました。
さまざまな浴槽の種類について説明
一通りの説明を終えた後は、いよいよ実際の入浴体験へ。参加者の多くは普段、一人でシャワーを浴びる入浴スタイルのため、大勢が裸で一つの湯船につかる体験は新鮮だったようです。男湯・女湯ともに、和やかな雰囲気の中で入浴を楽しむ様子が見られました。
湯船で体が温まった後に水風呂でクールダウンしたり、湯船につかりながら会話を楽しんだりと、参加者は約1時間の入浴タイムを存分に満喫していました。
裸の付き合いを満喫
2025年の訪日外国人旅行者数は約4,286万人と過去最高を更新しています。リアルな日本人の生活文化を体験できる銭湯は、今後さらに海外からの注目を集めることが期待されます。
「1010」ポーズで記念撮影
【DATA】
万年湯(新宿区|新大久保駅)
●銭湯お遍路番号:新宿区17番
●住所:新宿区大久保1-15-17(銭湯マップはこちら)
●TEL:03-3200-4734
●営業時間:15~24時
●定休日:土曜
●交通:山手線「新大久保」駅下車、徒歩5分
●ホームページ:https://mannenyu.jp/
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