2月3日(日)、港区と東京都浴場組合港支部による「みなとく銭湯フォーラム」が開催され、 50名近くの参加者が「介護予防センター ラクっちゃ」に集まった。

港区の銭湯は現在4軒まで減少してしまったものの、より連携と団結力を高めるため、支部では珍しい「銭湯フォーラム」を企画。 まず、冒頭では今までにない手法で制作された港区の銭湯動画が紹介された。

続いて開催されたパネルディスカッションでは、東京都浴場組合公認ライターとしても活躍している銭湯OLやすこさんが司会を務めた。

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動画制作を主導するなど新しいことに挑戦する大倉正敬さん(南青山清水湯)、異業種から銭湯業界にはいった樋口浩司さん(麻布黒美水温泉 竹の湯)、区で運営する銭湯に携わる森信二さん(ふれあいの湯)から、これからの銭湯について熱い想いが語られた。

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そして長らく港区および東京の銭湯を見守ってきた日本銭湯文化協会会長の高橋元彰さん(元・万才湯経営)は、過去の文献をもとに銭湯の歴史や港区の銭湯事情について語った。その考察は大変興味深く、参加者からは時間がオーバーするほど質問や意見が投げかけられていた。

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その後「銭湯ヴァイオリニスト」前田みねりさんの演奏や抽選会、銭湯公式キャラクター「ゆっポくん」初の握手会も開催するなど、支部で行う銭湯フォーラムならではの盛り上がりをみせた。

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これをきっかけに、今後も支部単位での銭湯フォーラムの開催が期待される。