大陰暦を使用していた昔は、霜月(11月)の下弦の日(23日)を冬至としていました。(これは現在では12月22日頃になります)わが国の古い習慣に、この冬至の日に湯をわかして、沐浴(髪を洗い、からだを洗うこと)したのが、ゆず湯のはじまりと言われています。
冬至の1年の中で一番に日照時間が短い時で、東京では9時間25分です。この日を境にして、また日照時間がだんだん長くなり春にむかいます。古くから、この日に冬至かゆ、冬至かぼちゃ、冬至こんにゃくを食べ、またゆず湯に入る習慣があります。冬至の日にかぼちゃを食べると中気にならないと言われ、ゆず湯に入れば風邪を引かないと言われていますが、かぼちゃの色素カロチンは体内でビタミンAの働きをするし、ゆずなど柑橘類の皮に含まれている芳香油の作用は肌荒れをスベスベにし湯ざめを防ぎ、冬の美容と健康にかなった生活の知恵であったのです。
こうした古い習慣が、現代科学によって入浴は血液の循環を良くし、新陳代謝をうながし、疲労回復に効果があり、ゆずの皮の芳香油が湯ざめを防ぐと証明されています。入浴は健康のもと、ご家族そろってゆず湯に入りましょう。

冬至の日にちなんで都内の銭湯でゆず湯を実施いたします。
実施日は銭湯毎に異なります。また、構造上実施できない銭湯もあります。
詳しくは各銭湯に掲載されているポスターをご覧ください。